ふくしき

カルメンの稽古が大詰めです。


カルメンという作品は舞台上と別働隊の合唱があったり、オーケストラピット内のオーケストラとは別働隊のアンサンブルがあったりします。

副指揮者という仕事はそれらをマエストロのタイミングに合わせて指揮する必要があるのですが、これがなかなかの職人芸。

音速はまっさらな海面上で340.29 m / sですが、劇場に入ると障害がたくさんあったり反響したりするのでさらに遅くなり、まず聴いた音に合わせてもお客さんの耳には合いません。

そこで、舞台上やオーケストラピットではマエストロの指揮を見ながらシンクロさせるのが普通ですが、別動隊はそうもいきません。同じタイミングで鳴らそうものなら時差が生じ、ガタガタの演奏になってしまうのです。

そのため新人の副指揮者はまずその洗礼に合い、怒られながら段々とタイミングを盗み、合わせられるようになるのです。




書きながら副指揮デビュー当時を思い出してガクブル
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Profile

吉田拓人

Author:吉田拓人
吉田拓人
指揮者、声楽家。
東京都立青山高等学校を経て、国立音楽大学声楽専修卒業。指揮者コースにて学ぶ。
オーケストラアンサンブル金沢指揮者講習会にて井上道義氏に学び、優秀者コンサートに出演。
蝶々夫人、こうもり、カルメン、フィガロの結婚、ドンジョヴアンニ、魔笛等オペラにおいて様々な公演で副指揮、音楽スタッフとして活躍中。
また、指導者として、合唱、吹奏楽、ブラスバンド等多ジャンルで活動している。

本番情報
出演情報を載せていきます。
現在活動休止中
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
コンタクト

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
Translation(自動翻訳) 横型エキサイト版
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
ブログ内検索
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク
アマゾン
スタバが好きです。